2017年05月20日

メリット、デメリットを使い分けて参加する団体旅行

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

海外旅行に出かける場合、数十人規模のグループで出かける団体旅行か、あるいは、1人か、数人で出かける個人旅行か、または観光や移動と宿泊だけまとまった人数で行動し、その他は個人ごとに自由行動とする中間方式が考えられます。

グループで行く旅行はパックツアー、あるいは、パッケージツアーとも呼ばれて、交通機関や宿泊先あるいは、観光地等の入場等に関わる予約手続きは全て、旅行代理店が担当してくれて、旅行中は添乗員が出発から帰着まで何かと面倒を見てくれるし、スケジュールに含まれている食事の手配もしてくれて、旅行中に必要な注意事項を適宜適切に教えてくれます。

従って、初めて出かける場所でも気軽に参加できるし、旅行中もスケジュールに従って行動していれば殆ど問題のない点がメリットです。旅行代理店は旅行中の移動を効率的にできるスケジュールを組むので、短期間に多くの観光地を見物できる点もメリットです。

募集人数がまとまった人数になるグループで行く旅行は航空運賃やホテル宿泊代が割引になるケースの多いこともメリットに挙げられます。なお、団体で旅行する場合、日程や行先は事前に決まっているので、一般的に旅行中に個人で自由に動き回れる時間のないことがデメリットに挙げられます。

但し、オプショナルツアーが付いているとそれに参加しなければその時間帯だけは自由に動き回ることができます。一方で、個人旅行の場合は予約の手続き及び出発して帰着するまでの行動を全て自分で決められる点がメリットですから、希望する場所を訪問したり、好きな時間に移動する等、オーダーメイドの旅行ができますが、少なくても英会話がある程度できないとメリットとなるどころか、デメリットになってしまうこともあります。

また、個人旅行では航空運賃やホテル代に割引が適用されるとは考えにくいので、団体旅行と比べて割高な旅行になることもデメリットに挙げられます。そこで、団体旅行と個人旅行の良いところを利用して、旅行先における移動と宿泊先の予約手続きから搭乗券、切符の手配を旅行代理店にしてもらい、交通機関を利用する時と宿泊先で代理店の組んだ旅程に従って団体行動し、それ以外の時間帯を個人のフリータイムとすれば気ままな旅行を楽しむことが可能になります。もちろん、個人で行動中に道に迷ったり、何らかのトラブルに巻き込まれても自分で処理しなければならないので、初めて出かける旅行先より何度も行き慣れた旅行先にこの方式を利用すると効果が高まるわけです。